こんにちは!中の島キッズです!
お便りでもお知らせしましたが、3月から「52の美徳」人格形成プログラムを取り入れています。今回はどのような取り組みをしているのかをご紹介していきたいと思います。
月曜日、職員が52枚のカードから直感で引いた美徳を朝の会で発表します。
(今週からは放課後の子どもに1週間に一枚、順番に引いてもらう予定です。)
美徳の要約6つの中から一番伝わりやすい一文を厳選しホワイトボードで示し、一緒に音読します。
例えば 謙虚
午前…助けが必要なときには助けを求める。
午後…自慢せずに感謝する。
など、できるだけ簡潔に、かつ具体例を挙げて伝えていきます。
これまでに取り組んだ美徳は
1 柔軟性
2 感謝
3 無執着
4 目的意識
5 親切
6 忠誠心
7 謙虚
の7つです。かなり難しい言葉もありますよね。それでもカードに示された文章を読み上げて噛み砕いて説明していきます。1週間に1個の美徳カードを掲示し、およそ1年かけて52個全てを伝えていき、行動を承認していきます。
実際に午前の子どもたちの保護者様から
「家で目的意識と言いながら片付けています。」という声が届いたり、療育中お友達に謝っている場面を見かけた子どもが
「今のは美徳の謙虚だね!〇〇ちゃん助けてって言えたね」とお友達を承認したりなど、浸透していっている様子が窺え、手応えを感じています。
放課後の子どもたちには、あえて日頃使わない言葉を織り混ぜて伝えることで、色々な感情表現の言葉も学んでいく機会になっています。
最初は単語だけ覚えるだけでも🆗!「美徳は自分たちの心に中に初めからある」と感じられるようになってくれることが初めの一歩だと思っています。
自分の心の中に52個も素晴らしい才能があるのだと思えると、きっと自分に自信がつきますよね。毎日の積み重ねで日常生活の中で美徳に基づいた判断ができるようになったり、相手の美徳を承認する力がついたりと、どんどん発展していって欲しいと願っています。
みんなの美徳の引き出しが一つ開くたびに、中の島キッズの「美徳の木」もどんどん成長していきます😌
今後も美徳エピソード紹介していきますね!
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